オンラインMBAを受験する場合、経営学の知識をもとに研究計画書などを作成する必要があります。
経営学の知識があり、研究テーマの設定や先行研究の調査も自分自身で行える場合は、予備校に通う必要がないかもしれません。しかし経営学の知識がなかったり、研究計画書を自力で作成できない場合は、予備校で学ぶ方が良いと言えるでしょう。
MBAの受験は大学受験とは異なります。大学入試では、英語や数学など科目の知識が主に問われますが、MBAでは実務経験や経営学に関する知識、将来の研究計画などが問われます。
また、MBA受験では、大学受験よりも自発的に学びたい人の割合が高いと想定できるため、一見倍率が低く見えても、合格するためには入念に準備しなくてはならないでしょう。
志望校に提出する研究計画書や小論文について、講師からフィードバックを受けられます。執筆した内容が専門家目線で合格に値するのか判断してもらうことができ、足りない点があれば修正箇所を指摘してもらえます。自分だけでは客観的な評価をすることができないため、第三者である予備校の講師からフィードバックを受けられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
MBA予備校を利用することで、受験勉強に無駄がなくなります。時間が限られているため、合格に必要な項目を順序立てて習得していく必要がありますが、予備校の講義やテキストを中心に勉強することで、重要な箇所を効率よく身につけることができるのがメリットです。
MBA予備校で受験準備をすることで、研究計画書を効率的に作成できます。研究計画書の作成においては、研究方法の設定や先行研究の読み込みが必要です。しかし、膨大な量の先行研究をすべて読み込むことは難しく、限られた時間のなかで合格に必要な調査をするためには、経験豊富な予備校講師からのアドバイスがとても役に立つでしょう。
MBAの最新情報を把握しやすいというのも、予備校のメリットのひとつです。予備校の卒業生は、さまざまなMBAプログラムに進学していきます。そういった卒業生から、インターネット上の口コミでは知り得ない生の情報などが予備校には集まります。卒業生が来校する講演会などのイベントが開催されることもあり、直接情報を得ることも可能です。
「MBAの受験準備をしたいけれど、通学している時間はない」という人のために、オンラインで学べるMBA予備校もあります。オンラインの学習環境を活かし、自宅や職場など、場所を選ばず講義動画を視聴できます。休憩時間や通勤時間などのスキマ時間を利用し、学習することも可能です。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)