生産から消費までの全体像をとらえ、最適な物流戦略を実行するための知識やスキルをMBAで学ぶことができます。需給予測や在庫管理、輸送最適化など、サプライチェーン・マネジメント実務に直結する内容を学ぶことで、現場での課題解決能力を向上させることができるでしょう。
MBAで国際的なビジネス環境を理解し、財務分析、マーケティング、リーダーシップなど経営戦略に必要な知識を幅広く学ぶことで、グローバル展開や新規事業開発といった、企業の成長に貢献できる人材へと成長できるのがメリットです。
企業内部の意思決定に役立つ会計情報を分析・活用する方法を学ぶのが管理会計です。原価計算、予算管理、業績評価などを通して、物流コストの最適化や効率的な資源配分を実現するためのスキルを身につけます。
組織全体の目標達成に向けて、各部門や個人の活動を効果的に管理・統制する仕組みを構築・運用するための知識を学ぶのがマネジメント・コントロールです。目標設定、パフォーマンス測定、フィードバックなどを通して、物流部門のパフォーマンス向上や組織全体の最適化を図ります。
川崎重工業に勤務する柿内さんは、ご自身が持つロジスティクスに関する経験だけで、今後もパフォーマンスを向上させることができるのかという不安から、不足する知識を補おうと神戸大学のMBAプログラムに入学しました。
これまでは経験に頼って業務を進めてきましたが、MBAでサプライチェーンマネジメントにおける原則や考え方を整理することができ、実務に役立てることができているそうです。
海運会社の研究子会社で研究者として働いている渡邉さんは、グロービスで学ぶ先輩に感銘を受け、「先輩のようにビジネス教養を持ち合わせた技術者になりたい」と思い、グロービス経営大学院のオンラインMBAプログラムに入学しました。
MBAでの学びを通じ、研究職だけでなく、新規事業の開発を目指すようになったのが大きな変化だったそうです。
執行役員として、自社で11拠点のマネジメントを担当する花澤さんは、能力が伴わず周囲の期待に応えらないことに焦りと不安を感じ、自己を成長させるためにグロービス大学院のオンラインMBAプログラムに入学しました。
入学後は、多様な学生たちとのディスカッションを通して視野が広がったのはもちろん、経験と勘に頼る考え方から脱却することができ、客観的な視点で考えられるようになったのが大きな変化だったそうです。
多忙な物流業界で働きながらMBAを取得するには、時間と場所を選ばないオンラインMBAがおすすめです。自分のペースで学習を進められるため、仕事との両立も可能です。自力でMBA獲得を目指すなら、オンラインMBAを検討してみてはいかがでしょうか。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)