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MBAを取得すると年収は上がるのか?取得者の年収やメリットなどを解説

こちらの記事では、MBAを取得すると年収がアップするのかといった点についてまとめています。さらに、年収に関することに加えて得られるさまざまなメリットについて紹介していますので、MBAを取得したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

MBA取得後年収は上がるのか?

MBAを取得した場合には年収に変化があるのか、といった点が非常に気になる方も多いのではないでしょうか。この点について、参考になる調査をご紹介します。

転職支援を手がけているキャリアインキュベーション株式会社が、国内外のMBA取得者234名を対象として2020年12月23日から2021年1月31日に行った調査によると、MBA取得後の初回の転職において「500万円以上年収が上がった人は37.9%」、そして「300万円以上年収が上がった人は57.1%」という結果が報告されています。

こちらの結果からは、MBAを取得したからといって必ずしも年収が上がることが保証されているわけではないものの、MBA取得した後の転職にて年収アップを経験した方が多くいる点がわかります。

参照元:キャリアインキュベーション株式会社|ポストMBAのキャリアに関するアンケート調査報告(https://www.careerinq.com/company/news_release/2021/04/012009.shtml

MBA取得者の年収はどれくらい?

MBAを取得した場合には、どのくらいの年収になるのかといった点ですが、クアクアレリ・シモンズ(イギリスの大学評価機関)によって公表されているデータを見てみましょう。

こちらのデータによると、日本におけるMBAを取得した方の平均年収は「80,227ドル」となっています。これは、1ドル130円で換算した場合は「約1,043万円」という金額です。さらに、その内訳は給与が「61,314ドル(およそ797万円)」、賞与は「18,913ドル(およそ246万円)」という結果が報告されています。

ここで国税庁によって発表されている「令和2年分 民間給与実態統計調査」を参照した場合、日本の給与取得者における平均年収はおよそ433万円となっています。これらの調査結果は、それぞれ異なる調査となっているため単純に比較はできないものの、傾向としてMBAを取得した方の年収は、日本の給与取得者における平均年収よりも高くなる傾向があるといえるでしょう。

参照元:QS|QS Global Employer Survey 2022|Top Salaries by Country(https://www.topmba.com/qs-insights/jobs-salary-report/top-salaries-country
参照元:国税庁|令和2年分 民間給与実態統計調査(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2020.htm

国内MBAと海外MBAで年収に差は出るのか?

MBAには、大きく分けて国内のビジネススクールで取得した「国内MBA」と、海外のビジネススクールで取得した「海外MBA」の2種類があります。この2種類においては、一般的には海外MBAの方が高く評価されるといわれています。

なぜ海外MBAの方が高く評価されるのかという点ですが、まず海外のビジネススクールに通うために「英語力が高いという認識が得られやすい」といった理由が挙げられます。海外MBAの場合は講義は当然英語で行われることになり、グループワークやディスカッションも英語で行われるため、より高度な英語を身につけられます。この点からグローバルでの活躍が期待できる人材であると判断され、評価が高くなると考えられます。

さらに国際認証を受けた英語圏のプログラムの場合には、各国から学生が集まっているということになります。この点からも広くその名が知られており、MBAの質という面からも信用を得やすくなっているという点も挙げられるでしょう。

また、海外MBAと国内MBAの2種類を比較した場合には、MBAを取得した後の年収に変化が出てくるといった面もあります。「慶應義塾大学学術情報リポジトリ「海外MBAと国内MBAの比較」」によると、海外MBA取得者の年収は「1,247.78万円」、国内MBA取得者の年収は「888.46万円」といったデータがあります。このように、年収は海外MBA取得者の方が高く、さらに年収の上昇幅についても海外MBAの方が大きいとされています。このように、国外MBAと海外MBAの年収には差があるといえます。

参照元:慶應義塾大学学術情報リポジトリ「海外MBAと国内MBAの比較:個人の投資収益率とコスト・ベネフィットの推計から」(https://core.ac.uk/download/pdf/145720303.pdf

MBA取得のメリット

MBAをオンラインで取得する場合には、例えば留学してMBAを取得する場合に比べて費用が安いといった点や、基本的に講義は家で受講できることから仕事や家庭との両立がしやすいといった点が挙げられます。また、留学のため仕事を休職・退職する必要もありません。

さらに、講義を受ける中ではさまざまな人と交流ができるために人脈を広げられるといった面や、MBAを取得した場合には今後転職をする場合に有利に働く可能性もあるといったように、さまざまなメリットが考えられます。

まとめ

こちらの記事では、「MBAを取得した場合に年収は上がるのか?」という点をテーマとし、取得後にはどの程度年収が上がるのか、また国内MBAと海外MBAでは年収に差が出るのかといった点をまとめてきました。

上記の内容からいえるのは、必ずしもMBA取得により年収がアップするとは言い切れないものの、一般的にはMBA取得によって年収が上がりやすい傾向があるといえます。さらに、日本で取得する国内MBAと比較すると、海外のビジネススクールで取得する海外MBAの方が年収が高くなるといった傾向が見られます。MBAの取得により年収をアップしたいと考えている方は、ぜひこちらの記事の内容を参考にしてみると良いでしょう。

【目的別】
オンラインでMBA取得できるビジネススクール3選

ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。

グローバル活躍・転職
を目指すなら
【マサチューセッツ大学
MBAプログラム】
アビタス
アビタス公式HPのキャプチャ
引用元:アビタス公式HP
(https://www.abitus.co.jp/mba/)
国際認証の米国MBAを
完全オンラインで取得可能

アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。

現地ネットワーキング
にこだわるなら
【BOND-BBT MBA】 BOND大学
ボンド大学公式HPのキャプチャ
引用元:ボンド大学公式HP
(https://bondmba.bbt757.com/)
海外での経験を積むことが
できるオンライン受講

ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。

国内ビジネススキル
を高めたいなら
【MBAプログラム】 グロービス経営大学院
グロービス経営大学院公式HPのキャプチャ
引用元:グロービス経営大学院公式HP
(https://mba.globis.ac.jp/)
スピード感をもって時代の
変化に応じた知識を学べる

グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。

〔3選の選定基準〕
  「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)