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商社や販社で働く人がMBAを取得するメリットとは

商社で活躍する方がMBAを取得するメリット

経営層へのステップアップ

MBAの取得は、特に経営層へのステップアップにおいて大きなメリットをもたらします。MBAプログラムで学ぶ経営学の体系的な知識や戦略的思考は、ビジネスの意思決定プロセスにおいて重要です

商社ではさまざまな業界や国際市場を扱うため、MBAの学びを通して得たグローバルな視点と戦略的なスキルが役立ちます。この視点とスキルを持つことが、経営層としての資質を高めることにつながるでしょう。

他社人材や経営者との交流

商社マンがMBAを取得するメリットとして、_他社人材や経営者との交流を通じて、将来のビジネスにつながる人脈を構築できることが挙げられます。

クラスメートとの情報交換はもちろん、同窓生のネットワークを通じて新たなビジネスアイデアを得たりすることができるでしょう。MBAプログラムにはさまざまな職種、業種の生徒が集まるため、新たな知見が得られるのもメリットです。

MBAでは何を学ぶのか

経営学

MBAの経営学のクラスでは、さまざまな業界で起こった実際の事例を活用し、ビジネスの基本的な枠組みや理論を学びます

具体的には、マーケティングや財務管理、戦略立案、会計学など多岐にわたる分野を学ぶため、複雑なビジネス環境で成功するために必要な知識とスキルを習得できます。ケーススタディやプロジェクトベースの学習を通じて、実践的な問題解決能力も養われるでしょう。

グローバル感覚

世界各国の経済や文化などについてMBAプログラムで学び、グローバル感覚を育成していきます。国際貿易やグローバルマーケティングなどを学ぶことで、グローバル視点での問題解決能力向上や異文化間のコミュニケーション能力向上が期待できるでしょう。MBA修了後は、実際の業務で他国取引先との交渉がスムーズに行えるようになり、課題発生時にも対応できるようになります。

問題解決能力

MBAプログラムでは、ケーススタディを通じて実際のビジネス課題を解決する訓練を行い、問題解決能力を身につけます。情報を集めて学生同士でディスカッションを行い、分析や計画を立て、最終的に効果的な解決策を見つけ出していく流れです。

問題解決能力を身につけることで、将来経営層としてステップアップした際はもちろん、日々の業務で直面するさまざまな問題を解決する際に非常に役立つでしょう。

総合商社では社費でのMBA留学もある

三井物産(グローバル経営者養成プログラム)

三井物産には海外研修制度があり、2023年3月期には、30カ国に159名が派遣されました。

そのなかにある「グローバル経営者養成プログラム」は、若手〜中堅社員を対象として、世界の一流ビジネススクールで学ぶプログラムです。MBA留学中のインターンや帰国後の配属に至るまでが研修プログラムとなっています。MBAで学び世界の優秀な人材と交流することで、将来のグループ経営を担う人材育成を狙いとしています。

参照元:三井物産「採用ポータルサイト」(https://career.mitsui.com/workenvironment/globaltraining/

住友商事(国内外エグゼクティブ・プログラムへの社費派遣)

住友商事で実施しているグローバル人材育成プログラムでは、毎年100人以上を国内外に社費派遣していますが、そのなかにMBAへの派遣を行う「国内外エグゼクティブ・プログラム」があります

将来、経営幹部候補人材として活躍が期待される社員を対象に、国内のビジネススクールへ年間30人以上、海外トップレベルのビジネススクールにも毎年10人以上が派遣されています。

参照元:住友商事「タレントマネジメント」(https://sumitomocorp.disclosure.site/ja/themes/31

三菱商事(短期ビジネススクールなど)

三菱商事では、2020年度〜2022年度までの3年間で、世界26カ国に累計124.5名のグローバル研修生を派遣しました。

この中には、アメリカやヨーロッパ、アジアのトップビジネススクールの短期プログラムへの派遣も含まれます。主に管理職層が派遣されますが、最新の経営管理手法を学び、問題解決能力の向上や異文化・異業種人材とのネットワーク構築を目的としています。

参照元:三菱商事「人材育成」(https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/about/resource/training.html

忙しい商社マンにはオンラインMBAがおすすめ

通学形式もしくはオンライン形式でMBAを取得することができますが、日々の業務が忙しい商社マンには、オンラインMBAがおすすめです。海外大学院で学ぶ場合は高額な費用や休職せざるを得ないデメリットがあり、国内で通学形式で学ぶ場合は、日常業務や出張スケジュールとの兼ね合いで、授業に参加するのが難しい場合もあるでしょう。

しかし、オンラインMBAはインターネットで講義を受講するため、通学が不要で、場所を選ばず受講できます。このため、忙しい商社マンでも、無理なくMBA取得に向けて学習を進めていくことができるといえます。

【目的別】
オンラインでMBA取得できるビジネススクール3選

ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。

グローバル活躍・転職
を目指すなら
【マサチューセッツ大学
MBAプログラム】
アビタス
アビタス公式HPのキャプチャ
引用元:アビタス公式HP
(https://www.abitus.co.jp/mba/)
国際認証の米国MBAを
完全オンラインで取得可能

アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。

現地ネットワーキング
にこだわるなら
【BOND-BBT MBA】 BOND大学
ボンド大学公式HPのキャプチャ
引用元:ボンド大学公式HP
(https://bondmba.bbt757.com/)
海外での経験を積むことが
できるオンライン受講

ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。

国内ビジネススキル
を高めたいなら
【MBAプログラム】 グロービス経営大学院
グロービス経営大学院公式HPのキャプチャ
引用元:グロービス経営大学院公式HP
(https://mba.globis.ac.jp/)
スピード感をもって時代の
変化に応じた知識を学べる

グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。

〔3選の選定基準〕
  「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)