MBA(Master of Business Administration)とは、経営学修士や経営管理修士を指します。経営戦略やマーケティングなどの理論だけではなく、実務思考のためビジネスの現場で活用できる学びを重視しています。
MBAは、大学院を卒業すると得られる学位で、公認会計士のような業務独占資格ではないことを理解しておきましょう。
勤務先で管理職として活躍したい、あるいは将来的に独立して起業したいと考えている人は、MBAを取得すべきと言えます。MBAでは経営に関する幅広い知識を身につけられるため、実務経験と組み合わせると業務の幅が大きく広がるでしょう。
また、海外での事業拡大を考えている人にもおすすめです。MBAホルダーというだけで一定水準以上の知識を持っているとわかるため、海外でもビジネスがしやすくなるでしょう。
MOT(Management of Technology)とは、技術経営修士を指します。科学や工学の技術や知識を元にしてサービスや製品を開発する経営手法を学び、新たな価値を生み出せる人材を育てるのが目的です。
卒業後は技術系のベンチャー企業や、大企業で研究開発部門の幹部候補として勤務するケースが多く見られます。
技術面がより重要視されているMOTは、技術職でありながら経営にも興味がある人にとっては、取得すべきものだと言えるでしょう。
技術職でなくても、サービス化や製品化したいアイデアがあれば、マーケティングや経営知識と同時に技術面での知識も得られるMOTがおすすめです。修了後は、技術系のベンチャー企業や企業の研究開発部門での活躍が見込めます。
MBAとMOTでは、経営学に関する同じ授業も履修しますが、MBAは知識やスキルを学ぶことに重点が置かれている一方で、MOTでは製品やサービスのニーズ分析や開発に必要なマーケティング手法やリスク管理手法などを学ぶことに重点が置かれているという違いがあります。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)