MBAの取得には、様々な人と出会い、多くのことを学べるといったメリットがあります。また取得後の進路は人によって異なりますが、なかには海外就職や転職に繋がったという方もいらっしゃいます。グローバルな人材として活躍したい方や、海外を目指したい方は、MBAの取得を考えてみてはいかがでしょうか。早速、MBA取得後に海外就職や転職を成功させた方の事例を見ていきましょう。
2001年に清水エスパルスへと入団し、その後2013年までプロサッカー選手として活躍していた津田氏。引退後のキャリア形成と、今より将来を輝かせたい・選手時代を人生のピークにしたくないという自己実現のためにMBA取得を目指しました。
津田氏は、MBAの取得を通して経営理論に関する理解を深化させ、徹底的な思考の深堀を実現したとのこと。また独学では得られない議論の時間は気付きや刺激の連続だったそうです。現役時代には分からなかった、アスリートの強みや転用スキルの再認識にも繋がりました。
津田氏は、MBAの取得における学びを通して、自身のキャリア形成が大きく変わったと実感したそうです。さらにバラエティに富んだバックグラウンドを持つ同期の受講生との議論も重ね、自身の経営視座を高めることができたと言います。
MBAの取得は現役中に始め、引退後はJSRへと転職。2017年にドイツの法人へと出向し、ヨーロッパにおける法人の運営だけでなく、マーケティングや市場リサーチ、顧客との交渉など、マルチな活躍を実現しています。
日系の中小企業からグローバルな外資系メーカーへと転職した工藤氏。ところが、入社して早々に周囲のレベルの高さに危機感を感じたそうです。そしてグローバルなビジネススキルを身につけようと模索していたところ、MBAの取得を決意しました。
MBAの取得を目指す中で、問題解決(PSA)に関するスキルを身につけることができました。最短で最適解をどのように見つけるかという思考が身につき、その後も役立っているとのことです。
MBAを取得し、ファクト(事実)ベースで物事を客観視できる癖が身につきました。一方で在学中には孤独の不安感にも悩まされ、何度か投げ出そうとしたものの、同期の受講生に何度も救われたと言います。
MBAを取得した後、2017年に家族とともにタイへと移住。日系建機メーカーのアフターマーケットのセールスや、マーケティングに関する仕事に従事しています。またフィリピンやラオスの代理店や、顧客に対する営業活動にも携わっています。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)