青山学院大学大学院の国際マネジメント研究科は、社会人が学ぶ専門職大学院のビジネススクールの中では、長い歴史をもつ学校の1つです。ここでは、オンラインでMBAが学べる青山学院大学大学院の特徴や学費、体験談などを紹介します。

青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 MBAプログラムでは、主に平日夜間と土曜日に科目履修する「イブニングコース」と昼間に科目履修する「デイタイムコース」があります。
イブニングコースは3年間の実務経験が必要です。両コースは、要求される実務経験年数に違いがあるものの、カリキュラムや学位は同じで、学費も同額となります。
| 入学金 | 290,000円(非課税) |
|---|---|
| 授業料他諸経費(1年次) | 前期779,000円+後期749,000円(ともに非課税) |
| 授業料他諸経費(2年次) | 前期749,000円+後期749,000円(ともに非課税) |
青山学院大学大学院、国際マネジメント研究科が提供するMBAのプログラムは、ビジネス教育の国際的認証機関であるEuropean Foundation for Management Development(EFMD、本部:ベルギー)より、世界水準とも言えるビジネス教育を提供するプログラムとしてEFMD Accredited MBAの認証を取得しています。
同校のMBAのプログラムは5つの科目に分かれており、段階的に学習を進めていくカリキュラムとなっています。経営各分野の基礎知識を学ぶ必修科目、方法論・国際的視野・コミュニケーションスキル等を身につける基本科目を初期段階で学習。
その後、経営分野の専門知識を身につける専門科目、他研究科科目(4単位まで履修可)、体験的学習プログラム(青山アクション・ラーニング)の順に学びを深めていきます。2年間のカリキュラム終了後に、経営管理修士の学位を取得できます。なお、青山学院大学大学院では個人の事情にあわせて、対面授業とオンライン授業を選択可能です。
青山学院大学大学院の国際マネジメント研究科のMBAのプログラムを受けるには、原則対面での授業となりますが、やむを得ない事情がある学生を対象にオンラインで受講できるよう、ハイフレックス型(対面とリアルタイムオンライン型の併用)で授業を実施。
また、学習の総まとめとして論文の提出が求められる一般のビジネススクールと異なり、同校では論文の代わりに、実践的・体験的な学習プログラム(青山アクション・ラーニング)を受講し、全過程を修了することで学位が取得できます。
青山学院大学大学院でMBAを取得するといった場合、オンラインと対面、両方の授業を受ける必要があります。このサイトでは、オンラインだけで取得できるビジネススクール、対面もあるけれど海外のMBAプログラムが受けられるところ、日本での卒業生が多いところなど、こだわり別でMBAを取得できるスクールを選出してみました。これからMBA取得を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「プロサッカー選手引退後、どの業界の仕事をすることになっても、経営・組織運営から切り離されない世界が待っていると思いました。それならば、『個人としての希少性』『引退後の選択肢拡大』も踏まえ現役中にMBAを取得することが不可欠との結論に至ったためです。」
「経営理論の習得・理解深化、徹底的な思考の深堀が自身の血肉となったと実感しています。バラエティに富んだバックグラウンドを持つ同期との議論を重ねた濃密な時間は刺激や気づきの連続であり、一歩ずつ着実に経営理論の理解を深化させ、私の経営視座を1段も2段も高めるものになりました。」
「2年間の学びが自身のキャリア基盤形成に大きく寄与したと考えています。私の場合入学当初ビジネスのバックグラウンドが全く無かったため、ディスカッション以前に「この単語の意味は?」という所から始まりました。膨大な課題が与えられる中、予習の為の予習が必要であり絶望することも1度や2度ではありません。」
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科修了後、プロサッカー選手引退を機にJSR株式会社に転職。
2017年よりドイツ現地法人JSR Elastomer Europe GmbHへ出向しタイヤ用素材(S-SBR)の販売戦略立案、海外顧客渉外、市場分析、欧州・米州マーケティング、現地法人運営に従事。
「今の会社では人事業務に携わっています。もともと、大学卒業後は専門商社に入社し、人事関連の仕事をしていました。人事の仕事は経営と深く関係しているので、経営に関する知識がない状態で、自分の意見を提案する難しさを感じていました。そんな理由から、MBAの取得を目指すことに決めました。」
「自分の仕事の専門分野となる人事に関する知識を学びつつ、自分にはなじみの薄い経営戦略やファイナンス・マーケティングに関する知識も深めることができ、その経験がビジネス的な視点をしっかり引き上げてくれたと感じています。自分が在学していた時期、仕事では役員の報酬制度や確定拠出年金制度の制度設計を担当していました。人事の知識だけでなく、ファイナンスや会計の知識を使うことも多かったのですが、コーポレートファイナンスやコーポレートガバナンスコード・株式市場の授業を取っていたことで、学校での学びが仕事に直結、役に立ちました。」
「ビジネスを体系的に学び、普段の生活では出会えない人々とディスカッションすることで、ビジネスをみる視野が広く、視点は高くなったなと感じています。さらに、自分の専門領域にまつわる知識を深めながら、幅広く経営全般を学ぶことができたため、今、世の中でどのような事が起こり、今後どのように変わっていくのか、自分なりに考える力が上がったので、今後のビジョンがはっきりしたと思っています。」
「人事領域に関することをじっくり学んでいくうちに、日本での労働市場や労働慣行、人事システムの特殊性、現状の事業環境へのアンマッチな点を理解できるようになりました。また、そんな環境の変化に対して、自分でもリーダーシップを発揮していきたいと感じるようになりました。それで、ABSを卒業後、日本の人事関連でも大きな影響力を持つ自動車メーカーへの転職を決めました。」
| 大学院名 | 青山学院大学大学院 |
|---|---|
| 研究科名・専攻名 | 国際マネジメント研究科 |
| プログラム名 | MBAプログラム |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷4-4-25 |
| 電話番号 | (代表)03-3409-8025 |
| URL | https://www.aoyamabs.jp/ |
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)