オンラインでMBAを取得したいけれど、実際、何歳まで挑戦できるのでしょうか。ここでは、MBA取得をする人の年齢について、文部科学省の調査結果をもとに解説。その情報をもとに、オンラインでMBA取得した人や、関心を持っている人の年齢についても考えていきます。
MBAを取得するのに、年齢制限はありません。そのため、オンラインでMBAを取得する場合も、受講に必要な環境を用意し、オンライン受講のシステムを使いこなせれば、年齢は関係なくMBA取得を目指すことができます。
実際にMBAを取得した役員・経営者101名を対象に行ったアンケート調査では、MBAを取得した時の年齢は ~25歳(10人/9.9%)、26~30歳(26人/25.7%)、31~35歳(24人/23.8%)、36~40歳(13人/12.9%)、41~45歳(7人/6.9%)、46~50歳(4人/4.0%)、51歳~(17人/16.8%)でした。26~35歳の比率が高く、次いで51歳以上の年齢でMBAを取得した方が多いという結果から、幅広い年齢層の人たちがMBAプログラムを受講していることがわかります。
ここからは、文部科学省の報告書をもとに、オンラインでのMBA取得に関心のある人の年齢を推察してみましょう。
下記は、国内の経営系大学院修了生へのアンケート「大学院を選定する際に環境面での学びやすさで重視した点」で、「サテライトキャンパスや遠隔授業の設定」「メディアを利用して行う授業(オンデマンド等)の設定」を挙げた人の割合を、修了時の年代別にまとめたものです。
| サテライトキャンパスや遠隔授業の設定 | 修了時の年代20代:16.2%・30代:23.1%・40代:33.3%・50代以上:39.3% |
|---|---|
| メディアを利用して行う授業(オンデマンド等)の設定 | 修了時の年代20代:8.9%・30代:3.1%・40代:5.9%・50代以上:6.9% |
修了時の年齢層が高くなるほど「サテライトキャンパスや遠隔授業の設定」の割合が高く、20代では「メディアを利用して行う授業(オンデマンド等)の設定」を重視する人がほかの年齢層よりも多いという結果でした。
このことから、上位の役職についていることの多い年齢層ほど、多忙であるがゆえにオンライン受講が可能であること、もしくは通学するならスクールが便利な場所にあることを重視している人が多い、と推察できるでしょう。また、若年層である20代については、メディアをもっと授業に取り入れてほしい、との要望が強いと読み取れます。
文部科学省の報告書によると、国内の経営系大学院における在学生の平均年齢は下記の通り。
全体の平均年齢は33.5歳でした。国内の経営系大学院のおよそ半数で、30代が在学生の平均年齢であることがわかります。また、25歳未満と45歳以上が在学生の平均年齢の学校は数%と極端に少なく、30~40代が平均年齢の学校が大半であることも見て取れます。
先ほど示したように、修了時の年齢を年代別に見た場合に大きな偏りは見られませんでした。よって、幅広い年代の在学生がおり、平均するとその年齢は30~40代になっている、と推察できるでしょう。
20代でMBAを取得するメリットとしては、実務経験とMBAを武器に、就職活動を有利に行えることが挙げられます。
大学卒業直後、あるいは社会人経験を数年積んだ状態でMBAを取得した場合、年齢が24~26歳となりますが、この場合は、ほぼ新卒と同じような就職活動を行うことが可能です。
また、20代後半でMBAを取得した場合は、実務経験が5年前後あると想定できます。この場合、MBA取得後に社内での昇進がしやすくなったり、ある程度の実務経験とアカデミックな知識を備えたプロフェッショナルとして、転職活動で高く評価されたりする可能性が高まるでしょう。
年齢が若い分、自社に貢献してくれる期間が長くなるだろうと企業側から評価される可能性も高いです。
30代でMBAを取得するメリットとしては、大きなキャリアアップが望めることが挙げられます。
注意点としては、MBAを取得すれば無条件でキャリアアップできるとは限らないことを頭に入れておいてください。MBA取得前に積んできた実務経験が、取得後の社内評価や転職活動に影響を及ぼす可能性があるからです。
20代から30代にかけて積み上げてきた実績が重要になりますが、30代前半までは、社内でマネジメント業務やプロジェクトリーダーを務めた経験がある人はそう多くはないでしょう。
しかし、30代中盤になると、キャリアアップを目指したMBA取得をする場合は、取得前のキャリアがとても重要です。MBAのメリットを活かせるよう、機会があれば積極的に、社内のプロジェクトリーダーやマネジメントに携わっていくとよいでしょう。
40〜50代でMBAを取得するメリットとしては、独立起業をする際にMBAで学んだアカデミックスキルや人脈が役立つというメリットがあります。
30代までと大きく異なるのは、MBAを取得したことが社内での評価や転職活動でプラスに働く可能性が低くなることです。
一般的に、40代〜50代で転職をする場合は、即戦力となることが求められます。そのためには、前職でどのようなキャリアを積んできたかが重要であり、MBAという学位があるかどうかは特に求められないからです。
しかし、独立起業をする場合は、さまざまな背景を持つ人たちとMBAプログラムを通じて知り合うことができるため、知識やスキルはもちろん、人脈も自身の事業に大きく役立つ可能性があるでしょう。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)