MBAを日本で取得する方法は主に2つあります。ひとつはMBAプログラムのある日本の大学院に通う、もしくはオンラインで海外の大学院のMBAプログラムを履修するかの2種類。近年では多くの大学院でMBAプログラムが開講され、ビジネススクールとして通えるようですが、入学にあたって条件は必要になるのでしょうか。ここでは、MBAの取得方法とビジネススクールへ入学するために必要な条件・英語力などについて解説していきます。
MBAを取得するためには、ビジネススクールや大学院へ通い、所定の修士課程を修了させなくてはなりません。一般的にMBAを取得するのは会社員が多いということもあり、ビジネススクールにおいては夜間あるいは休日に講義を行っているところも多いようです。ただ、ビジネススクールや大学院によって講義時間は異なるため、入学前にしっかりと確認することが大切です。
説明会へ参加し、講義について聞いておくとよいでしょう。
MBAは、ビジネススクールや大学院への通学以外にも、様々な方法で取得が可能です。通学以外には、主に以下の選択肢があります。
オンラインはインターネットを通して講義を受け、MBAの取得を目指す方法です。一部通学は講義によってはスクールへの通学が必要になります。選択制は自分の好みで習得方法を選べるのが特徴です。オンラインか通学かを決められるため、ライフスタイルに合わせてMBAの取得を目指せます。
ビジネススクールや大学院で学んで取得するMBA。しかしながら、ビジネススクールや大学院へ入るためには、指定された入学条件を満たす必要があります。この入学条件はスクールや大学院によって異なり、大学卒業あるいは同等の学力を有していること、企業での実務経験を受験資格に定めているケースが目立ちます。もし実務経験がない場合、MBAの取得前に企業で知識やスキルを身につけることから始めるようにしましょう。
またビジネススクールによっては、企業からの推薦状の提出を求められる場合があります。推薦状なしでは入学できないこともありますので、そういったところはハードルが高いかもしれません。いずれにせよ、入学前に受験資格や選考について確認しておくことが大切です。
求められる英語力はビジネススクールによって異なります。TOEFLのスコアを参考にするところもあれば、GMATなど適性検査を実施するところもあります。そのほか、TOEICのスコアを参考にしているところも。求められる英語力を確認するとともに、TOEICなど必要な試験を受験し、入学条件を満たせるように準備しておきましょう。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)