MBAで学んだスキルはキャリアアップやキャリアチェンジ、起業や独立のほか、海外進出など、様々なケースで活用できます。活かし方は人それぞれですが、取得したMBAを育休で役立てた方や育休中にMBAを取得し、その後の仕事に役立てた方もいます。早速、その事例を見ていきましょう。
MBAを取得した理由についての記載は見つかりませんでした。
MBAの取得を目指している中で、志について学ぶ講義では内省の時間を多く取ったという宮崎氏。さまざまなビジネススキルを身につけ、個の力を最大限に発揮できる組織をつくりたい、と考えるようになったそうです。
MBAの取得を通して、多くの講師やクラスメイトたちと出会ったという宮崎氏。語り合った内容と時間が自分を奮い立たせてくれたと言います。枠にとらわれない考えをお持ちの方が多かったようで、それが結果的に自身の副業や育休の取得に繋がったと考えています。
宮崎氏は、第一子の妊娠出産から産後の妻の変化を間近に見ており、育児の辛さや大変さを実感していたとのこと。大きな負担がかかるのが育児であるとし、社内で働きかけを行いました。そして人事をも巻き込んで社内の制度を改革しました。その結果、男性従業員として社内の育休第一号を取得したそうです。また今後の採用や人材育成の観点から、組織によい影響をもたらしたと言います。
役職者と接する際の共通言語として、以前からMBAに興味を持っていたという吉田氏。キャリアの引き出しを増やし、実務経験では補えない体系的な学問を学びたいという思いからMBAの取得を決めたそうです。取得については悩んだものの、最後はお腹の子どもが背中を押してくれたといいます。
MBAの取得中、多国籍の仲間と触れ合うことになった吉田氏。チームワーク・グループワークを通して、意思決定の方法を学ぶことができました。様々な人から意見をもらい、意思決定できたことが勉強になったそうです。
MBAを取得後、自分の仕事に変化を感じ取れたと言います。特に組織が変わりゆく中で、その時々の課題を読み解く力が身についたそうです。また、グローバルに学べたことが異なる文化を持つ人々と働くうえで役に立っていると言います。
吉田氏は、育休をキャリアのブランクにせず、プラスにしたいと考えていました。子どもが大きくなった時に、誇れる話をしてあげたいとのことです。
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)