オンラインでMBAが学べる様々なコースを設けているSBI大学院大学。本格的に学びMBA学位を取得するコースから、まずは試しに学習してみたい方に向けてのコースまで、希望に合わせて選択できます。ここでは、オンラインで学べるSBI大学院大学の特徴や学費、体験談などをご紹介します。

SBI大学院大学のMBAプログラムには、3つのコースがあります。本格的にMBA学位を学んで取得する「MBA本科コース」、MBA本科の必修科目を中心に4単位分を受講できる「Pre-MBAコース」、MBA本科の科目を1科目から受講できる「MBA単科コース」の3つ。全コース、オンラインで完結できます。
なかでも「MBA本科コース」は修了時に経営管理修士の学位を取得でき、「Pre-MBAコース」「MBA単科コース」から「MBA本科コース」に編入した場合は、「Pre-MBAコース」「MBA単科コース」で取得した単位については「MBA本科コース」入学時に取得済み科目として認定。
「MBA本科コース」は通常、2年間の受講期間となりますが、仕事や育児などのやむをえない事情により2年間では修了困難と判断された場合、5年間を限度に計画的な履修を可能とする「長期履修制度」を採用しています。
SBI大学院大学が提供するMBAのプログラムは、マルチデバイス対応のオンライン受講形式。ですから、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも受講できます。
テストや課題もオンラインで対応可能。インターネット環境があれば、日本国内からはもちろん、時間を問わず海外からも受講できます。プレゼンテーションやディスカッションはWeb会議システムで参加が可能です。
なお、SBI大学院大学が提供するMBAプログラムの学費の支払い方式はコースによって異なります。「MBA本科コース」では学期ごとの支払いとなり、2年受講の場合、年間の支払いは1学期・2学期開始時の2回です。
「長期履修制度」を利用する場合は学期がさらに細かく分かれるため、1学期分の授業料の支払額は抑えられます。しかし、IT教材費は学期ごとに支払いが必要になるため、その分、支払総額は多くなります。
「Pre-MBAコース」「MBA単科コース」は一括払いです。「MBA本科コース」での入学金は、1次募集により入学した場合は免除されます。
| MBA本科コース・入学金 | 100,000円(税不明) |
|---|---|
| MBA本科コース・学費 | 2年コース学費:授業料600,000円(税不明)+IT教材費30,000円(税不明)年2回支払い 3年コース学費:授業料400,000円(税不明)+IT教材費30,000円(税不明)年3回支払い 4年コース学費:授業料300,000円(税不明)+IT教材費30,000円(税不明)年4回支払い 5年コース学費:授業料240,000円(税不明)+IT教材費30,000円(税不明)年5回支払い |
| Pre-MBAコース | 登録料20,000円+授業料280,000円(税不明) |
| MBA単科コース | 登録料20,000円+授業料80,000円(税不明) |
SBI大学院大学でMBAを取得する場合、オンラインのみで授業を受けられます。このサイトでは、対面もあるけれど海外のMBAプログラムが受けられるところ、日本での卒業生が多いところなど、こだわり別でMBAを取得できるスクールを選出してみました。これからMBA取得を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「重宝される安価な新建材が登場したため、これまでの形で材木業を続けていくことは難しい状況になることがわかっていました。そのため、建設会社として下請けとして請け負うビジネススタイルに将来性を見出せなくなり、何か新しいビジネスにつながるものはないかと模索していました。そんな矢先、定期購読していた雑誌の講演会でSBI大学院の卒業生からお話をうかがうチャンスがあり、今の自分に必要なものがあると直感して入学を決意しました。」
「SBI大学院の特徴的な科目は『事業計画演習』です。これは2年次に履修できるSBI大学院における学びの集大成のような授業のこと。これまで学んだ知識を活用して自分で事業計画書を作成し、学友や、最前線で活躍していらっしゃる実務家教員の方たちにフィードバックを頂きつつ、その事業計画書をブラッシュアップしていくものです。私はそこで、自社での新事業として『生活提案型建設会社』をテーマに計画書を作成し、在学中に、天然素材にこだわった注文住宅・リフォーム建設会社として、今の会社の原型を作ることができました。」
「学校で出会った仲間たちとは授業の後、飲みに行ったり、インターネットでの授業の際に集まって議論をしたりしていました。異業種や異なる立場の人たちとの話から、思いもよらない視点を発見することもあり、とても刺激に満ちた、且つ学びの多い時間を過ごすことができたと思っています。」
「会社の市場価値や強みと弱みを把握し、ブランドイメージの策定や顧客からの信頼を得る方法など、大学院での学びで得た知識を活用した結果、卒業時には予想を上回る利益を上げることができました。経営者や企業家の講師陣から生の声を聞けたことが、事業展開においてプラスになったと思います。これからの10年、20年先を見据えつつ、事業計画をブラッシュアップして、この事業を承継していくことが目標です。」
「実は2000年バブルの時にベンチャー企業を経営していたのですが上場できず、その時期はかなり精神的に凹んでいました。ベンチャー企業から2006年にSBIグループにM&Aされ、グループの一員となりました。M&A後、新規事業として『ビジネスクラス・セミナー』をやらせていただいたことは、非常に良い経験でした。M&Aされましたが、精神的に救われたことも大きく、傷も癒えてきて、もう一度経営やビジネスについて学びたいと思っておりました。その際、SBI大学院大学の募集があったので応募させていただきました。」
「大学院は様々なことを一気に学ぶ場所。例えば、金融や経済といったマクロ的な視野で学ぶ分野、問題解決技法などのロジカルな思考を鍛える分野、ブランド・マーケティングのような感性が必要とされる分野、中国古典のような倫理的価値観、人間性を重視する分野、こういったものを一気に2年間で学びました。」
「卒業してから約3年が経ち、次第に自分の中で、学んだことが腹落ちしてくる場面が多く出てきました。『自分自身は常に変化していける、学びに際限はなく、学べば学ぶほど年齢に関係なく成長していける。』その可能性に気づけたことが、自分自身の大きな変化ではないかと感じています。」
「卒業後の2013年1月にSBIグループから支援を受ける形で株式会社ファシオを立ち上げました。SBIグループの事業の一つであったセミナーポータルサイトを『ビジネスクラス・セミナー』という新たな事業として刷新し、会社分割を通して現在の会社設立に至りました。また、SBI大学院大学で学んだ事業計画をもとにして『オンラインLive(ライブ)でセミナー』という事業を始めました。ビジネスセミナーが東京23区に一極集中している中、地方勤務者へ更なる学びの機会を創出することを目的に、東京で開催しているセミナーを大阪・名古屋などの地方都市で生中継し、なおかつ質疑応答ができるというサービスを進めております。」
| 学校名 | SBI大学院大学 |
|---|---|
| 研究科名・専攻名 | 経営管理研究科・アントレプレナー専攻 |
| プログラム名 | MBA本科コース・Pre-MBAコース・MBA単科コース |
| 所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー21F |
| 電話番号 | 03-6229-1175 |
| URL | https://www.sbi-u.ac.jp/ |
ビジネススクールを選ぶには、取得するためにご自身が何を重視しているかを考えて選択することが大切です。オンラインでMBAを取得できるスクールは多数あります。ここでは、その中からおすすめの3校をご紹介します。
アビタスは、米国マサチューセッツ大学のMBAプログラムを提供・支援しているスクールです。基礎課程は日本人講師が日本語中心に講義を行い、上級課程でも日本語のサポートテキストがあるため、英語力に不安がある方でも安心です。
ボンド大学は、オーストラリアの国際認証MBAプログラムを学べるスクールです。著名コンサルタントがプログラムを提供しています。但し、オンラインだけで完結はせず、何度か現地のビジネススクールへ通学する必要があります。
グロービス経営大学院は、国内で多くのMBA実績を持っているスクールで、様々な業界のビジネスパーソンに選ばれています。講義の受け方は、オンラインと通学から選択できるため、ライフスタイルに合わせてMBA取得を目指せます。
〔3選の選定基準〕
「MBA取得 オンライン」で2022年11月16日にGoogle検索して表示されたビジネススクール・大学・大学院で、「オンライン受講が可能」「卒業生のインタビューを掲載している」という条件をクリアした9校より、さらに下記条件を満たす3校を選出しました。
・アビタス、ボンド大学...国際認証を取得している全て(2件)のビジネススクール・大学。
・グロービス経営大学院...日本独自のMBA学位が取得できる4件のうち、卒業生のインタビュー掲載数が一番多い大学院。
(2022年11月16日現在)